食品ロス論ーその1
食品ロス論ーその2食品ロスの定義の続きです。
私の職業は経営コンサルタント業であり、経営に関する諸問題の解決を本業としています。調査やセミナーなどもやってますけど⇒詳しくはこちら
その上で「問題解決」に向けた最初のステップは「問題定義」であります。
すなわち、「誰にとって、何の問題を解決すべきか」を決めることです。
これはとても重要で、問題定義の共有せずに漠然とした打ち手をとってしまうと、本当にその打ち手が良かったのか、結果の考察が上手くいかなくなってしまいます。
ということで、「食品ロスの問題」についてもしっかり定義していきましょう。
多く言われている点として以下が挙げられています。
・環境に関する問題
・食料安全保障に関する問題
・経済損失に関する問題
・倫理・道徳的な問題
こんなところでしょうか。もし、他にあれば教えて頂ければ助かります。
各問題の具体的な内容については個別にエントリを書きたいと思いますが、この4つだけ並べてみても食品ロスとは非常に多面的な問題であることが分かります。また、国や地域によってどの問題が最重要であるか、ということも変わってきそうです。
例えば、食料安全保障の問題は日本以上に深刻な状況である国は数多くありそうですし、倫理・道徳は各地域の文化によって様々です。最近は改められているようですが、中国では「少し残す」のが食事を作ってくれた方への礼儀という考えと教えられたことがあります。残さず食べてしまうと「物足りなかった」という意味になってしまうからと聞きました。
おそらく、食品ロスに対する世間の考えは「減らすべき」が大多数でないかと思います。ただ、こうした多面的な問題を抱えている以上「減らす」だけではない食品ロスとの向き合い方を知っていただければ幸いです。
次回は、食品ロスの環境に関する問題について見ていきたいと思います。

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