青果流通のレイヤー間で流通効率化に向けた協議が進んでいますのでご紹介。
[物流アップデート]効率化へ会合 市場流通ビジョンを考える会
日本農業新聞(2025年3月19日)
”市場関係者などでつくる「市場流通ビジョンを考える会」は、食品スーパー有志で組織するスーパーマーケット物流研究会と青果物流の課題解決に向けて協議を進めている。” (無料部分のみ転載)
こちらの検討会。実は私も参加させて頂いています。関係者・事務局の皆様、いつもお世話になっております。
以前に加工食品分野と生鮮食品分野を比較した記事で書きましたが、生鮮流通は川下である実需者(食品小売・外食など)との連携が不十分であると感じています。そのなかで、そんな両者が膝を突き合わせて流通効率化を議論している素晴らしい場であります。
本件の主たる内容は、取引先毎に発注時間がばらばらによることで仲卸側の負担が重く、前日発注から前々日発注を求めているものです。
仲卸側の負担としては、長時間拘束や注文量を短時間で捌かなければいけない心理的負担に加えて、緊急便によるコスト負担なども加わっています。
この回の意見交換は仲卸側の提案取り纏めといった回でしたが、当初の提案骨子として「前々日発注によって、これだけの効果があるので、やりましょう。」といった纏め方だった為、「現状の方式では流通が持たない。前々日発注にしましょう。これだけの効果もあります。」という流れを事務局に提案し採用して頂けました。
実際に仲卸側からも若い世代の働き方を考えたときに現状では人材が集まらない・辞めていってしまうという声がありましたし、食品スーパー側も流通維持のためなら前向きに検討するという姿勢でとてもよかったと感じています。
惜しむらくは、リードタイム延長による食品スーパー側のメリットがあまり示されていなく「提案」よりは「要求」になってしまっていた様に感じる点です。仲卸側の負担軽減はやらなくてはいけませんが、食品スーパー側にも過度な負担やサービスの低下に繋がらないように微力ながらお手伝いしていきたく思います。

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