流通間で加工食品等の商品データを統一化する模様

たまには加工食品についても触れておきましょう。
加工食品では流通間で商品データの統一・共用化を目指す様です。

流通効率化へ、加工食品などの「商品データ」統一…大手スーパー・メーカー・卸売りで制度設計
讀賣新聞オンライン(2025年2月5日)
”経済産業省は、大手スーパーや食品メーカーなどと協力して加工食品などの商品情報を表すデータを統一化し、共同で利用できるデータ基盤の構築に乗り出す。現在は各社で管理方法がバラバラのデータを共有化し、流通業界の効率化を図る。2026年度の実用化を目指しており、物流センターや配送の共同化にもつなげる考えだ。”

ここで統一しようと言っているのは、商品写真や商品情報です。ECやネットスーパーを利用する際に出てくる情報のことですね。

(出所:amazon.comより)

上のページ左側を見ると、様々な角度から商品画像が撮られていたり、商品の内容量、アレルギー項目などの記載があります。こうした写真撮影や商品内容の掲載方針は基本的に各社個別に行っているものになります。ネットスーパーを利用されている方は見比べてみてくださいね。アパレルECだと、撮影・採寸・原稿の頭文字をとって「ささげ」とも言います。

この業務は実は結構大変で、商品の内容量やパッケージが変わったり、原材料やアレルギー表記制度の変更によって内容を見直さなければいけないなど、単純な業務工数もそうですが一定程度の食品表示に関する知識も必要となります。

また、各社でこの商品情報が異なるのは仕方ないかもしれませんが、同一グループ企業でも業態毎に重複した業務を行っているケースもあります。それを統一・共有化するというのですからこの辺の業務負荷はだいぶ下がりますね。良いことです。

2026年に実用化されるようですが、あとはどういうスキームで、どこまでやるか、でしょうか。例えば国内での販売目的であれば、それほど時間はかからないかもしれませんが、海外向けまで統一・共用化しようとすると、国別の規制に記載しなければいけない表示内容が異なるので大変かもしれません。

写真の角度も何パターンくらい必要なのか、これから統一マニュアルが出来ることでしょう。そんなことを気にするのは、過去に某社で商品情報データの統一業務マニュアル作成を行ったことがあるからで、あのマニュアルを参考にしてくれればいいのにな、と思ったからでした^^

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