生活時間の変化から食への関心を見るーその1

総務省は「社会生活基本調査」というものを5年に1回とってます。これは、1日24時間・1440分を何の時間に充てているかを調べているものです。最新の調査は2021年に行われたものですが、こちらを見てみたいと思います。

(出所:総務省「社会生活基本調査」男女、ふだんの就業状態、曜日、行動の種類別総平均時間の推移(15歳以上)(平成13年~令和3年)より、株式会社ジャスタコンサルティング作成(以下断わりが無い場合は全て同じ)、単位は分 ※2021年の合計時間は四捨五入の関係上1439分となっているも元データ通り)

1次活動は睡眠・食事など生命維持に必要な活動。2次活動は仕事・家事・育児など社会生活で欠かせない活動。3次活動がその他余暇活動となっています。
直近の動向として、2次活動・3次活動がそれぞれ減少し、その分1次活動が増えています。もうちょっと細かく見てみます。

1次活動は「睡眠」「身の回りの用事」「食事」に分かれていますが、1次活動全体の増加は「睡眠」の増加に表れていることが分かります。1日平均14分なので1週間で98分も多く眠れています。良いことですね。
一方、食事にかける時間は100分前後でずっと変わっていません。

2次活動の多くは「仕事」で占められているのですが、「仕事」時間は直近で1日平均6分減りました。過去20年間でも最も減っています。この「仕事」時間についてもう少し細かく見てみます。

平日の仕事時間は2011年からほぼ変化はありませんが、土曜・日曜は18分・11分減っています。これは働き方改革の成果と言えそうです。時間外労働は確実に減りました。

男女比でみるとこのような感じです。男性は仕事時間が減りましたが、女性は若干増えています。女性活躍推進法はこの調査の後、令和4年に施行されましたので、次回調査はもっと増えるかもしれません。女性の場合は単純な時間の増加だけではなく、正社員比率や会社におけるポジションも上がっているように感じるので、増えた時間分の肉体的疲労より精神的疲労の方が増えているかもしれません。

3次活動については次回紹介します。

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